遊鼓風笛

安達元彦 作曲

作曲の安達先生のコメント

曲はいろいろな点で、演奏者の創造性に依存した書き方になっています。
笛はピッチを指定せず(音部記号を使わない)、ミミズがのたくったような表記になっており、楽器の種類や調子(本数)も奏者の選択に任されています。
また、拍感は一応四拍子を基本にして書いていますが、始めのゆっくりした部分では、実際はお互いの、みはからいです。また、全体のテンポの設定も奏者の工夫に委ねています。
一番最後の部分は何の表記もなく全員による完全即興ジャムになります。
全体を通じて締太鼓(小太鼓)と大胴(祭り太鼓)が一番主役を張っており、また技術上の負担も大きく、それに対してそれぞれ二人ずつの笛と鳴り物がからみながら進みます。そういう意味では「締太鼓と大胴のためのミニ二重協奏曲」とも言えます。
タイトルの「遊鼓風笛」は、四つの漢字をどう並べて読んでもらってもかまいません。「遊ぶ鼓(太鼓)と風に鳴る(乗る)笛」また「風に遊ぶ鼓笛」など・・・・・・。まだ、他の読み方があるかもしれません。

 

第15回織座定期演奏会での再演のようす

 

 

打楽器のうち2人は様々な打楽器をあやつります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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